食器の消毒が必要なのはどんなとき?その方法とは?

家事
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私は以前、給食を提供する会社で働いており、ノロウイルスが流行る季節は、発症者がいなくても、予防的に定期的な消毒をしていました。

時には家庭でも、食器の消毒が必要になる場合があります

どんな時に消毒の必要があるのか、またその方法はどんなものがあるのか、いざという時のために、頭の片隅に入れておきましょう!

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食器の消毒が必要な場面とは?

赤ちゃんのいるご家族の場合、一番に思い付くのは哺乳瓶の消毒ではないでしょうか?

私も子どもを産んで、ミルクを飲ませるのに使った哺乳瓶を消毒していました。
やっているうちに、哺乳瓶の消毒はいつまで必要なのか?という疑問がわいてきました。

我が子は基本、母乳でした。哺乳瓶は1日1回使う程度。それでも、消毒は面倒で‥(^-^;
特に虚弱体質ではなく元気な我が子。そして、生後2か月を過ぎると手を舐め始めたので、たまに使う哺乳瓶を綺麗に消毒することに意味を感じなくなったのです。

そもそも、哺乳瓶を消毒する理由は、ミルクには栄養があり、万が一洗い残しがあると、そこで菌が繁殖しやすいため。まだ免疫力が低く、菌と闘う力のない赤ちゃんには、それが命取りになる可能性があるからです。

母乳の際、乳首は消毒しませんよね。(昔は消毒綿で拭いてからあげるよう指導がされていた時期もあったようですが、今はしませんね。)これは、乳首にはビフィズス菌などの有用な菌もいるため。また、母乳には免疫物質が含まれており、菌に対する抵抗力が、ミルクで育つ子よりも高いためと考えます。

よって、私は2か月半くらいの頃から、哺乳瓶の消毒をやめてしまいました。

この他に、消毒が必要な場面と言えば、冬に流行する、ノロウイルスに家族がかかったときがあげられます。ノロウイルスはたった数個でも感染力があるためです

ここで、少し考えて頂きたいことがあります。

現在の日本は、消毒・滅菌・殺菌が安全と感じてしまうような社会風潮がありませんか?

しかし、人間の持つ常在菌には、悪い菌と闘ってくれる菌がいます。消毒の仕方によっては、これらの有用な菌も殺してしまいます。すると、いざ、悪い菌が来たときに、それに対抗できる菌がいないため、感染してしまうのです。

もちろん、ノロウイルスのように、数個でも強い感染力のある菌は、殺菌する必要があります。けれど、そうでない場合、必要以上に消毒することは、結果として、感染しやすい身体・環境を作ってしまうのです。

家庭でできる食器消毒の方法とは?

家庭でできる消毒方法には、2つあります。

煮沸消毒

食中毒菌は75度以上で1分以上、ウイルスは85度以上で1分以上の加熱により死滅します
我が家は赤ちゃんの哺乳瓶消毒で、煮沸消毒をしていました。
ガラスは水から入れて10分、プラスチックやゴム部分は最後の3分で追加する、というやり方をしていました。

塩素消毒

ノロウイルスのような、感染力の強い菌に有効です。また、消毒する食器の量が多い、サイズが大きいなど、煮沸が困難な場合にも使えます。

【「家庭用塩素系漂白剤(濃度約5%)」を使った塩素消毒液の作り方】

ノロウイルスの感染力を失わせるには、加熱や次亜塩素酸ナトリウムが有効です。
次亜塩素酸ナトリウムは、市販の「家庭用塩素系漂白剤(濃度約5%)」に含まれています。
食器を消毒する際に最適な濃度は200ppmです。

*用意するもの

家庭用塩素系漂白剤(原液の濃度約5%)
よく洗ったペットボトル(2L)
ペットボトルのキャップ(キャップ1杯が約5ml)
水
ビニール手袋

*作り方

漂白剤の原液を扱うため、ビニール手袋をします。
水2Lを入れたペットボトルに、家庭用塩素系漂白剤10m(ペットボトルのキャップ2杯)を加えてよく振ります。

*注意点

・使用の際は、換気を行ってください。
・お子さんなどが誤って飲むことのないよう、保管場所等に十分注意してください。
・時間の経過とともに効力は落ちてしまいます。作り置きはせず、使う度に新しいものを作って、使い切りましょう。

<参考・引用:http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/sp/page/page002778.html

塩素は人体にも毒性がありますから、取り扱いには十分注意してください。また、多量に排出することは、環境へ負荷がかかりますので、必要以上には使わないようにしましょう。

よくある、アルコール消毒は効かないの?と疑問に思われた方も、いらっしゃるかもしれません。アルコール消毒は、大腸菌などの細菌を消毒するためには有効です。しかし、ノロウイルスのようなウイルスには効かないのです。よって、アルコール消毒をしておけばとりあえず安心♪という訳ではありません。

アルコール消毒が家庭で活用できる場面は、手作りの梅シロップやお味噌を保管するための容器を消毒する時だと思います。私は小さなビンなら煮沸消毒してしまいますが、大きな容器の場合は焼酎やホワイトリカーを使用しています。スプレータイプの消毒液を購入される場合は、食品用であることを確認して使ってくださいね。

この他に、ご家庭で食器を消毒するためにアルコール消毒を使う場面は、通常はないと思います。前述どおり、消毒は有用な常在菌も殺してしまいます。つまり、乱用はご自身の免疫力を下げてしまう可能性があることを忘れないでくださいね。

まとめ

一般家庭において、食器の消毒は、健康に暮らしていれば、特に必要ありません。

必要以上の消毒は、ご自身や環境の有用な菌まで排除し、免疫力を弱らせてしまいます。
いざというときのみ、有効な手段でご活用ください。

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