昔に比べて家事や育児に積極的に参加する男性は増えてきていますよね。しかし、夫はそのことに対して何を思っているのでしょうか。
家事分担に対する夫の本音とは?夫に不満を感じさせることなく家事を分担する方法はある?
ここでは家事を分担することに対する夫の本音や上手に家事を分担する方法をご紹介します!
目次
家事を分担することに対する夫の本音
妻が専業主婦か働いているか、働いているなら正社員かパートかによって家事の分担の比率も変わってくるかとは思いますが、家事を分担することに対して、夫はどのように感じているのでしょうか?
ここでは、よく聞く夫の本音をご紹介します!
●本音を言うなら家事は全部妻にやってほしい!

正直家事は苦手だし、妻の気持ちを考えず、正直な気持ちを言うなら家事は全部妻にやってほしい!頑張って家事をやっても、ここが違うだのもっと、こうしろだの言われてやり直されるのなら、始めから妻がやればいいのに、と思ってしまいます
妻側からすれば、間違っているところや直してほしいところはきちんと伝えないと、家事をやってもらう度にイライラしてしまいますよね。
そうなってしまうと関係性にひびいてしまうから伝えているのだとは思いますが…
”伝える”ではなく”文句を言っている”というように捉えられてしまうと、このように思われてしまうのかもしれませんね。
●生活の大半を夫の稼ぎで賄っているのなら、妻が家事の大半をすべき

生活に必要なお金のほとんどを夫の給料で賄っているのなら、妻が家事の大半をすべきだと思います。正直外で仕事をしてきて、帰ってきてまで家事をしなければいけない意味が分からない
毎日残業で日付が変わってから帰宅する…というような生活をしている夫なら無理もないかもしれませんが、もし仕事から帰ってきてのんびりしていて、その間妻が家事に育児に追われているなら、臨機応変に手伝ってくれてもいいのにと思ってしまいますよね。
●夫の稼ぎだけでは生活できず、妻が働きに出ているなら、家事分担が当たり前!

夫の稼ぎだけでは生活が出来ないという理由で妻が働きに出てくれている場合は、家事は半分で分担するのが当たり前!家事も立派な仕事。お互い外で仕事をしているのだから、家での仕事もお互いすべき!
先ほどの意見とは真逆の意見ですね!家事の労力をしっかり理解している男性からしか出てこない言葉だと思います。
●家事が好きだからやりたい

家事が好きだから、分担に関しては特に不満はない。でも、やりたい家事だけをやりたい
得意な家事のある夫だと、分担を決める時も揉めることもなさそうですね!イヤイヤやっているわけではないので、家事をやるときもしっかりとやってくれるでしょうから、妻側の不満もなさそうですね。
●実家が家事分担が普通だったため、家事分担が普通だと思っている

実家の両親は、完全に家事分担していたため、それが当たり前だと思っていました。同僚から家事分担について不満がある話を聞いてびっくり。
子供のころから実父が色々な家事をしっかりこなしている姿を見てきているため、自分にとってはそれが当たり前で、むしろ妻が家事をしている中、自分だけ何もせずのんびりしていることができない。
ご両親からの影響で家事分担にマイナスイメージがない。この方に息子さんがいれば、この方の息子さんも将来家事分担を当たり前だと思える男性に成長できそうですね!
夫に不満を感じさせずに分担する方法
せっかく夫婦で家事を分担して行うことになっても、夫が不満を持ったままだと、なんだかスッキリしませんよね。
不満を持ったままだと、夫が家事をするときに不機嫌になるかもしれません。適当に行うかもしれません。それに対し意見を言うと険悪になるかもしれません…
どうせならお互い納得して、不満のない状態で分担したいですよね。
では、どうすれば夫に不満を感じさせずに分担することができるのでしょうか。
ここでは、その方法をお伝えします!
●出来るだけ夫の得意な家事を任せるようにする
分担するときに、どちらがどの家事を行うか決めますよね。その時可能な限り夫が担当する家事は、夫の得意な家事にしましょう。
妻は家事のすべてをこなすことが出来ますが、夫はまずそもそも出来る家事と出来ない家事のある人がほとんどです。
出来ない家事を担当させてしまうと、夫のモチベーションが下がってしまう可能性があります。
始めからモチベーションが下がってしまうと、その先上手くいく気がしませんよね。
どうしても夫が得意としていない家事を夫に任せたい場合、分担し始めてしばらく経ち、夫が家事をすることに慣れた頃にしましょう。
その頃なら、夫も家事をすることに少し自信を持ち始めているはずなので、得意としない家事を任せても、やろうとする努力をしてくれるでしょう。
●家事を全く知らない夫には、細かすぎるくらい細かく教える
「これくらい言えば伝わるだろう」という感覚で教えると、絶対に失敗します!
とりあえず言われた通りにしかやらない、という人も多いはず。そうなると、この家事をこうするとその後こうなる、という想像をしないのです。
例えば洗濯物の干し方を教える場合「このハンガーにはこういう服干してね。下着はこうやって干してね。」ということだけ伝えたとします。
言ったことは恐らくやってくれるでしょう。しかし、干すことだけを目的にやってしまいます。
洗濯物を干すことの目的は、干すことではなく”乾かす”ことですよね。
そこを伝えないと、「なんでこんなことしてんの!?」と思ってしまうような干し方をするような人もいます。
単純に「これはこう干して」と言うのではなく、「これはこう干さないとここが乾かないからこう干してね」と伝えると家事をしたことがない人にもしっかり伝わるでしょう。
家事のやり方自体を教えるだけでなく、その目的や理由も一緒に教えることで、思ったようにやってくれない夫にイライラすることも、イライラされることに夫がイラつくこともなくなります。
しっかり伝えてお互い不満なく分担できるようにしましょう!
●家事を分担することに不満が夫には、分担する前に体験してもらいましょう!
家事分担することに難色を示している人は、家事の大変さを理解していない場合がほとんどです。大変さが分かれば、妻の苦労も理解してくれるはず。一度すべての家事をやらせてみましょう。
最近よく耳にする”名もなき家事”まできちんとやらせましょう。
そうすることで、小さな家事も積り積もれば大きなストレスになることを理解してくれることでしょう。
一度家事を経験することで、「これなら俺でも出来るかも」という家事を見つけるきっかけになる場合もあります。その場合、前述したように不満のない分担をするためにも役立ちますよね。
まとめ
いかがでしたか?
家事を一人ですべてするのはもちろん大変ですが、家事分担を提案することも勇気や労力が必要ですし、分担した後も、必ずしも上手くいくとは限らないので、なかなか踏み込めない時もありますよね。
色々な考え方の人がいます。夫婦でも考えが違って当たり前です。
出来る限り揉めたりせず、お互いに気持ちよく分担することが出来たらいいですよね。家事を経験することで、夫が妻に日頃の感謝をし、妻も夫に仕事と家事を行ってくれていることに感謝出来れば素敵ですね。
家事を分担することで、夫婦関係がより良好になれば一石二鳥ですね!ぜひ上記を参考にして、家事分担も良好な夫婦関係も手に入れてください!