小学生になると、学校の図書室や市の図書館などで本を借りてくる機会が増えます。
学校の宿題でも音読があったりと、小学生前よりも本に触れる機会がグンと増えますね。
読書をすると、色々な良いことがあります。
- 語彙力や読解力がつく
本の中には、知らない言葉や表現、言い回しなどがでてきます。それを繰り返し目にすることで、語彙力が上がり、前後の文章から知らない言葉の意味を考え読解力がつきます。
- 集中力があがる
テレビを見ている時、口が半開きになりながらぼーっとしている姿を見たことありませんか?本は自分で読まないと進まないため、脳をフル回転しながら集中して読み進めます。
- 想像力や表現力がつく
本は字を読んで、それを頭の中で理解するために、風景や登場人物の気持ちや出来事を想像します。想像力をつけることで、人の言葉の裏にある気持ちの変化などを理解できるようになります。また、本で得た表現方法をつかい、自分の気持ちなどを表現できるようにもなります。
このように、本を読むとメリットがたくさんあるので、本を読むことは推奨したいですね。ただ、子供達は借りてくることはできても、それを管理しきれないことはあります。
無くしてしまったと言われた時、どうしたらいいでしょう?
図書館の本を紛失してしまった場合はお金を払うのではなく現物で弁償する!
子供に図書館の本を無くなってしまったと言われたら、焦りますよね。でも、持ち歩いていて置き忘れてしまったり、家の中で迷子になるなど、起こってしまうことなんですよね~。
そんな時は、まずは、貸出期間を延長して探しましょう。現実逃避なだけかもしれませんが(;’∀’)それでもやっぱり見つからない時は、正直に図書館で相談しましょう。
弁償方法などの指示を頂けると思うので、その方法を聞いてから対応しましょう。
これは、紛失した時だけではなく、破けてしまった時や汚れてしまった時も同じです。本の修理には専用の糊などを使うため、勝手にセロハンテープなどを貼ってしまうと劣化を早めてしまう可能性があります。
そのため、そのままの状態で持って行き、状況を説明し、指示を仰ぎましょう。
図書館の本を紛失してしまった場合は、代替弁償を求められることが多いようです。
同じ本を入手して、それを紛失した本の代わりに返却するということです。ただ、同じ本が図書館に数冊ある場合は、価格が同じような他の本を求められる場合もあるみたいなので勝手に本を買って持って行くのではなく、図書館の指定した本を買えるように指示をもらいましょう。
指示のないものを持って行っても受け付けてもらえないので無駄な買い物をしないためにも、正直に図書館に相談することが一番の解決方法ですね。
弁償する本は中古の本でも大丈夫か?本を探す方法は?
本は結構高価なものも多いですよね。中古の本でも良ければ、お財布的にとても助かります。
でも、それもしっかり図書館に相談しましょう。紛失してしまった責任はあるので、ある程度の出費は覚悟しましょう。
ただ、もともと古い本では、普通の書店では見つからない場合もあるのでその場合は中古本のお店で探しても問題無いかの許可を取りましょう。そして、許可をもらったとしても、ある程度の状態の良い本を探しましょう。
また、本の探し方についてですが、子供が借りた本がなんだったのか、親がわからないことありますよね。子供が本の名前を完璧に言える可能性も低いですし、本の色ですら、はっきり覚えていることの方が少ないでしょう。
そうすると、無くした本を家の中で探そうと思ってもヒントが少なすぎて見つかりません。
非効率的です。
そんな問題を解決するために、図書館や学校など、本を借りてきたら、まず全ての本を並べて1枚写真を撮るのがおすすめ!
小学生になれば親の携帯で写真くらい撮ることができると思うので、必ず撮ることを習慣つけると
親も子供も本の外観も名前もわかって、探す時も探しやすいです。
子供がどんな本に興味があるのかも一目でわかるのでいいですね。子供との会話も増えそうです。
それでも、本の名前がわからない時は、図書館で聞きましょう。図書館では、本を借りるためには会員カードを作っているはずなので、それで借りた本を調べてもらいましょう。借りた日付も本の名前も冊数も全て教えてもらえます。その情報をもとに探しましょう。
まとめ
図書館の本を無くしてしまった時は、ある程度の出費を覚悟した上で、正直に図書館へ紛失した事実を伝えて、解決策の指示を仰ぎましょう。
本は、すごく小さい物でもないのに、なぜか無くなってしまうんですから不思議ですよね。
必ずここに置く!というような決まり事を作りそれをしっかり守ってくれればいいですが、なかなか上手くいかないですよね。
でも、図書館で本を借りるということは必ず返却しなくてはいけない大切な物を持って帰ってきているということをしっかり教えていきたいですね。